失せ物

いままで手元にあったはずの何かをふいに見失う。

ものであったり、ことであったり、思いであったり、ごくまれに考えであったり。

いうところの「老人力」にかこつけて、とりあえず深追いせずにおとなしく納得するしかない。

もしも見失った何かとの縁があれば、やがてば向こうがこちらを探し出してくれるかも知れない。

最近、夢ではそんなことが何度かあった。


佐藤信の五行日記

小人閑居為不善 うつけもの ひまのまのまの だだあそび

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