夢→詩←笑い
1970年代、30代の頃、「集団的想像力」という言葉を便利に、というかずいぶん乱暴に用いていた。
見かねた年かさの仲間から、「その言葉は、ほんとうは階級意識という意味の言葉だ」と諭されたことがある。
どうやらぼくは、フロイト流の「集団的無意識」に近い雰囲気で、この言葉を理解していたらしい。
「集団的無意識」は、地域の固有性に根ざした、原則的には翻訳不能の「夢→詩←笑い」の構造を通して表現される┄┄ふむ。
てなことをひとり呟きつつ、目下、相当に手ごわい翻訳劇(エドワード・ボンド『男たちの中で-in the company of men-』と格闘中。
孤舟 ひとり徒党 (拾いもの)
0コメント