老いの戯れ言
自分がほどけてバラバラになってしまったような心細さ。
ズームとかグーグルミートとか、便利といえば便利なのだが、これまでのコミュニケーションとは根本的に異なる「何か」への違和感に未だ馴染めない。
オンライン会議のあと、話し相手だったひとりにずるずるとメールしたり、そのままチャットになだれ込んだり、不可解な行動をとってしまうのはたぶんそのせい。
情報交換とか、プロジェクトの練り上げとか、それなりの対話の時間を過ごしたあと、まるで夢から覚めた時のように、いきなりたったひとり、生々しい現在の居場所に放り出される。
あれ、俺はいま、こんなところで何をしている (していた) んだろうか?
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