杉並区善福寺 モン・サン=ミシェル

自宅のベランダから月を見上げる。

ふいに、思ってもいなかった解放感に包まれ、驚く。

間違いなく、いま、自分はCOVID-19騒ぎ以前の、のびのびとした時の流れを感じその中に解き放たれている。

そうか、「マスク幽閉者」の日々、平常心は少なくともこの距離、この空間規模を必要としているのか。

おこがましくも、かのオーギュスト・ブランキが、ひとり独房で書き綴った宇宙論『天体における永遠』を思う。

佐藤信の五行日記

小人閑居為不善 うつけもの ひまのまのまの だだあそび

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