Do it myself

劇場にかかわっていなければ、舞台づくりから離れることになったら。
いまさらのような自問自答ではあるけれど、問いかけずにはいられない。

達観や諦念からほど遠く、日々やみ難い〈怒り〉との折り合いは、劇場、舞台での〈悪行〉を通してかろうじて保たれている。

荒海に向かって突き出された細い渡り板を、心身のバランスをあやうくとりながらおぼつかなげに前に進む。

やがて末端までたどりついた時、砕ける波間に自ら進んで身を躍らせる気力、体力は、はたしてどれほど残されているだろうか。



佐藤信の五行日記

小人閑居為不善 うつけもの ひまのまのまの だだあそび

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