故郷のような

久留米市行き。

明るい日射しの羽田空港ロビーで出発を待ちながら、久しぶりの休日旅行にも似た浮き立った気分。

北海道の名寄市(人口約2万8千人)と福岡県久留米市(人口約30万4千人)と、立地も規模も大きく違うふたつの土地への年一、二回の訪問が、東京生まれ、東京育ちの自分にとっては、ちょつとした「ふるさと」への帰省感覚になっていることは前にも書いた。

それぞれの土地で待っていてくれるのは、自分が構想・建設をお手伝いしたこれまた規模も内容も異なる公共施設(ホール)と、その縁で結ばれたこころ通じ合う細やかな人間関係。

航空機の座席に腰を下し、「遊びじゃないんだからね」と、シートベルトと一緒にグイッと気分を引き締める。




佐藤信の五行日記

小人閑居為不善 うつけもの ひまのまのまの だだあそび

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