終の栖

稽古場という言葉の響きには独特の味わいがある。

半世紀、もっとも長い時間を過ごしてきた場所がその稽古場。

そこで何を?

稽古を見ていた‥‥演劇、オペラ、ダンス、日本舞踊、人形芝居、ミュージカル、コンサート、ファッションショー、京劇、昆劇、能、その他、いろいろ。

稽古という「未成の時」のゆたかさにこころを奪われて。

写真は、若葉町ウォーフ二階の稽古場。

名前入りのディレクターチェアーは、昨年八月、これまで稽古場をともにしてきたスタッフ大勢が寄ってたかって催してくれた「喜寿前祝い」の時のプレゼント。

ゼッフェレルリご用達の由緒正しいイタリア製という能書きつき。

佐藤信の五行日記

小人閑居為不善 うつけもの ひまのまのまの だだあそび

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